仕事効率化 雑記

知的生産におけるアウトプットを意識したインプットとは?

2020年12月1日

こんにちは。
matworks(ツイッター:@matworks)です。

今日は、アウトプットとインプットについて書きたいと思います。

いわゆる「知的生産」と呼ばれるものです。

 

ブログを書くようになったら、アンテナを立てるようになる

私の経験からですが、ブログを書くようになったら、ネタ探しをするようになります。

毎日ブログを書くためには、毎日ネタ探しをしないといけません。

ブログというアウトプットのために、インプットを探すことになります。

 

この「ネタ探し」をするためには、自分のアンテナを感度良く立てておかなければなりません。

1日をただボーッと過ごしていたのでは、自分のアンテナに色んな情報を引っかけることができません。

アンテナを感度良く立てるという意識をするだけで、色んな情報が引っかかるようになります

 

買いたい車があると、よく目に付くようになる

「アンテナを立てると色んな情報が引っかかってくる」というのは、人間の脳の脳幹網様体賦活系(RAS:Reticular Activating System)という部位の働きによるものといわれています。

脳幹にある「網様体」という神経の集まりで、身体の生命活動を維持する働きをしています。

RASは脳に入るほとんど全ての情報を中継しており、入ってくる情報をふるいにかけて、何に注意を向けさせるか、どれぐらい関心を呼びおこすか、どの情報をシャットアウトして脳に届かないようにするかを判断しています。

例えば、自分が買いたい車があるとします。

その車を意識する前までは、自分の買いたい車はあまり道路を走っていないように思えたかもしれませんが、買いたい車を意識し始めてからは、その車が道路を走っているのがよく目に付くようになると思います。

実際、その車が道路を走っている量は変わらないと思いますが、自分が意識しているだけでよく気がつくようになるのです。

それだけ意識の力は大きいということです。

 

アウトプットを意識することで、深く思考する

また、インプットしたことをそのままアウトプットするのではなく、自分なりのオリジナリティを付加してアウトプットしようとするので、インプットした内容についてよく考えるようになります。

「より伝わりやすくするためには、どのように表現したら良いだろうか?」

「読者にとってメリットになることは何かないだろうか?」

「反対意見にはどんなものがあるだろうか?」

など、より深く思考するようになります。

この思考の過程が加わることで、インプットの質もより高くなっていきます。
質の良いアウトプットをするために、質の良いインプットを意識するようになります。

 

アウトプットを意識することで、時間を効率的に使えるようになる

また、アウトプットを意識すると時間を効率的に使えるようになります。

自分が生活の中で使える時間には限りがありますので、今までインプットしかしていなかった時には、自分が使える時間を10としたら10全てをインプットに使っていたと思います。

ところが、アウトプットの時間が入ってくると、アウトプットに5を使ったとすると、インプットには5しか時間がかけられなくなりますので、その5の時間でいかに効率的に情報を集めてアウトプットにまとめ上げていくかという事を真剣に考えるようになります。

人間、使える時間が無限にあるよりも、時間が限られていると「タイムプレッシャー」によって力を発揮することができるようになります。

この点も、アウトプットを意識するメリットだと思います。

 

アウトプットを意識するメリット

ここまで書いてきたように、私の経験からも、アウトプットを意識することで、

①よりインプットのアンテナを立てることができる

②より深く思考することができる

③より時間を効率的に使えるようになる

といったメリットがあります。

インプット一辺倒ではなく、アウトプットのためのインプットを意識されることをお勧めします!

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