経営

事業展開についての私の考え方

2022年8月2日


こんにちは。

今日は、経営についての私の考えをお話したいと思います。

事業展開をどうしていくか?
についての話です。

私は、これまで以下の流れで事業展開してきました。

2014年 リハビリ特化型デイサービス
2017年 訪問看護ステーション
2020年 相談支援事業所
2020年 居宅介護支援事業所
2022年 居宅訪問型児童発達支援事業所

2023年にはまた新規事業を開始する予定です。


私が思う事業展開のベターな方法



2014年から介護保険分野、障がい分野で事業展開してきて思うことは、


①新規事業に投資をして軌道に乗り回収ができるようになったら、さらに次の事業に投資をして次第に回収を大きくしていく


②同じ事業の複数展開ではなく、はじめは同業界の別事業で展開していく


という展開が良いのではないかと考えています。


それぞれ具体的にみていきます。


①投資と回収を雪だるま式に増やしていく


これはビジネスの基本だと思いますが、新規事業を開始して軌道に乗ったら、毎月の経費よりも売り上げが上回り、利益が出てきます。


この利益が出始めてお金を貯めることができたタイミングで、次の新規事業にまた投資していくわけです。


要するに、投資と回収を繰り返して、雪だるま式に少しずつ増やしていきます。


利益が出始めたら、そのままにしていればずっと利益が貯まっていって良いように感じられるかもしれません。


しかし、少しの利益しか出ていなければ、何か不測の事態が起きた時には苦しい状況になりやすいと思います。


不測の事態というリスクに対応していくためには、利益が出る事業を複数行って、会社全体でのトータルの利益を増やしていく必要があると考えます。


より利益を大きくしていくためには、事業拡大が必要です。


投資(新規事業)⇒回収(売り上げ安定化)⇒投資(別事業)⇒回収(売り上げ安定化)


このサイクルを繰り返していくことで、会社全体としての利益が少しずつ大きくなっていきます。


月あたりの利益が大きくなれば、何か不測の事態が起きた時にもすんなり対応することができます。


②同業界の別事業展開


次に、事業展開のやり方についてです。


私は、初めのうちは同じ事業の複数事業所展開ではなく、同業界の別事業展開が良いと考えています。


それはなぜかというと、例えばデイサービスの事業だけだと、コロナ禍で感染者が出た時にはデイサービスに通う利用者様が減ったり、感染者が増えることで一時的に休業を強いられたりして、売り上げが急激に下がるリスクがあります。


そうなると会社全体で売り上げが下がり、危機的状況になりかねません。


例えばデイサービスに加えて訪問看護の事業があれば、デイサービスが打撃を受けても訪問看護はあまり影響を受けなかったりします。
居宅介護支援もコロナ禍の影響を受けにくいサービスです。


弊社が実際にそうでした。
デイサービスの売り上げが下がっても、訪問看護や居宅介護支援事業の売り上げは下がらなかったため、会社全体が打撃を受けるということはありませんでした。


事業の種類が増えるほど、リスクが分散されると考えます。


事業の種類が増えれば、管理する方法やルールを事業所ごとに変えないといけないですし、その事業について勉強しないといけない内容が増えますが、それらの手間をかけてでも、リスクを分散させることは大事だと考えます。


経営者として会社を倒産させないことが最大の責任だからです。


事業の種類がある程度増えれば、同じ事業で複数事業所の展開をしていくのも良いと思います。



まとめ


ここまで述べてきた私の事業展開の考え方をまとめると、以下のようになります。


①投資⇒回収のサイクルを回して雪だるま式に利益額を増やしていく

②同業界の別事業展開でリスクを分散化させる



経営のやり方は経営者によって色々あると思いますが、これまでの私はこのような考えで事業展開をしてきました。

今日はここまでにします。


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