こんにちは。matworks(ツイッター:
@matworks)です。
今日は、「書いて、捨てる!」筆子(大和出版)の書評を書きたいと思います。
著者について
著者の筆子さんは、カナダ在住の60代の主婦の方で、徹底的にシンプルライフをされているミニマリストの方です。
ブログから有名になり、著書も何冊か出されています。
興味がある方は、筆子さんのブログ
「筆子ジャーナル」も参考にされて下さい。
断捨離のための本
この本、最近の私のアンテナにビビッ!と引っかかりました。
基本的に私は「ノートに書く」といった知的生産術のマニアなので、ノート術やメモ術に関する本はだいたい読んでいます。
まずそのアンテナに引っかかったのと、「捨てる!」というキーワードにも引っかかりました。
最近、新築で家を建てて引っ越したため、モノを捨てることに関して非常に興味があります。
いわゆる断捨離ですね。
私は元々、なかなかモノを捨てられない性格で、文房具やバッグなどの収集癖があります。
しかしながら、ミニマリストに憧れるところもありますので、どうしたらモノを捨ててスッキリ暮らせるか?ということが最近の生活のテーマでもあります。
なので、最近は断捨離系の本をよく読んでいます。
この筆子さんの本はとても読みやすく、30分で読み終わりました。
これまでのノート術の関連本に書かれている内容の引用もあります。
手書きノートにはどんなメリットがあるか?
私が読んできたノート術本に書かれていた内容と共通して述べられている部分が多く、ノートを手書きで書くことによって、
・頭の中の整理ができる
・意識が向く
・気付く
・行動できる
・ストレス解消ができる
などのメリットがあるということです。
これらの内容は私も感じていますが、
頭の中にあることを頭の中だけで考えていては、堂々巡りになる感じもあるし、モヤモヤ感が残ってスッキリしない感覚があります。
頭の外に出して客観的に見ることで、これまで気付かなかった視点に気付けたり、スッキリする感覚が味わえます。
なぜノートに手書きすることで捨てられるようになるのか?
手書きでノートに書くことによって、
・自分の持ち物の管理ができるようになる
・自分にとって必要なモノとそうでないモノの区別ができるようになる
・それまで無意識にしていた行動に意識が向き、改善につなげることができる
・必要のないモノを捨てるための行動のきっかけができる
といったことができるようになり、モノを捨てられるのです。
頭の中のことを書くことの効用については、赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考」でも詳しく書かれていますので、参考にされて下さい。
安いアナログノートに書き殴るのが気持ち良い
最近、私の中でペーパーレス化が流行りのため、手書きのアナログノートもなくして全てiPadにApple Pencilでの手書きに変更してしまおうと考えていましたが、やはりどこかでアナログノートの感覚も捨てにくいものがあります。
この本を読んでから、
再びアナログノートでの手書きも楽しんでいます。
ちなみに私はノート術マニアの方が好きそうなモレスキンに代表される高級なノートよりも、どこにでも売っているコクヨのキャンパスノートのようなチープなノートが好きです。
体裁を気にせずガンガン書き殴る感覚が好きなので、チープなノートを愛用しています。
筆子さんもこの本で書いていますが、あまり体裁にこだわり過ぎると続かないので、何を書くか?とかどう書くか?といった事はあまり気にせずに、とにかく書きたいことを脈絡もなく次々と書いています。
頭の中から追い出したいゴチャゴチャしたことを、そのままノートに書き付ける感覚ですね。
このノート術によって、まさに「書いて、捨てる!」ことができるように続けていきたいと思います。
以上、「書いて、捨てる!」筆子(大和出版)の書評について書いてみました。
筆子さんの他の本もぜひ読んでみて下さい!
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